◆天ノ真名井‐AMENOMANAI

天ノ真名井とは、日本神話に記述がある「天の安河」(=天の川のこと)の畔に湧き出た泉のことで、神話ではアマテラスとスサノヲが「うけひ」という「占い」で勝負をした場所です。

 

うけひ(=読み:うけい)は、宇気比、誓約、祈、誓などと書きますが、ある事柄(例えば「高天原に上った時、スサノヲに邪心があったか無かったか」など。)について「そうならばこうなる、そうでないならば、こうなる」とあらかじめ取り決めたことを宣言し、そのどちらが起こるかによって、事柄の「吉 or 凶」「正 or 邪」「成 or 否」などを判断するものです。

 

日本神話では、常に重要な場面でこの「うけひ」が行われていて、地上から高天原に上ってきたスサノヲが「高天原を奪う」という邪心を持っていないことをアマテラスに示すために、最初の「うけひ」が行われました。

 

この「うけひ」を行うさいに使った水が「天ノ真名井」から永久に湧き出る清い水で、神々が使う水とされています。地上にある清い湧き水にはこの泉のエネルギーが通じていると云われ、由緒ある一部の神宮・大社・神社では天ノ真名井の名がついた泉の湧き水を御神水として神事に使っています。

 

コラム「AMENOMANAI」では、この泉の水のごとく人々の招福に役立つメッセージを時に記しておきます。

 

 

藤原北家世尊寺流 第十八代家元 ‐ 神心書道 宗主 秀麻呂

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