- 世の女性たちに幸運を -

2019/03/01

 

 

今日はちょっと趣向を変えて「女性」のあなた、そして「結婚を望む女性」が身の回りにいるあなたにむけて書いてみようか。

 

最近は少子高齢化と晩婚化が進み、しかも若い男性は結婚したがらないそうで「年の差婚」がかなりのトレンドだ。

 

そんな今の時代に、未婚女性の話を聞けば「どうも男運が悪いみたいで、、、」という人がけっこう多いようだ。

 

ところが、よくよく話を聞いてみると「なにが」「どこが」「どう悪い」のかはボンヤリしていて、ようするに自分の理想とする「白馬に乗った王子」を待ち続けているうちに、気がつけば20代が過ぎてしまったというケースが目立つ。

 

もう一つ。これは、よく相談があるケースなのだが。

 

いわゆる「キャリアウーマン」の未婚が増えている。ただひと昔前と違うのは、バリバリのキャリアではない。結婚しなくても、そのまま独身でも、それなりになら暮らしていけるキャリアウーマン。

 

正確には「キャリアウーマンの卵」とでもいえばいいのだろうか。

 

話を聞くと、このまま「いつか良い男性と結婚を」と願い年齢を重ねていいものか、それとも、このさい結婚を見限って自立できるような仕事を探すなり、今の仕事に注力したほうがいいものか。

 

ようするに「近未来の選択に迷っている」という人がとても多いというのが特徴だ。

 

異性運、特に結婚運は、男性と女性とでは、ずいぶん視点が違う。これは差別でもなんでもなく、違う性質を持つから視点が違うだけなので、誤解してはいけない。

 

現世を生きる女性たちが、結婚する・しないはどちらにしても自力で「なにかの良縁」に出会うためのちょっとしたテクニックを示すためには、男と女は「違う」ということを認めることからスタートしないと話にならない。

 

そこで、まずは「三権面」というのから説明しよう。

 

女性には三権面という「後家相」を持つ人がいる。先天的な人もいるし、後天的な人もいるが、ともかく三権面は「後家相」だ。その特徴は、以下の三つである。

 

一、額が広すぎる

二、頬骨が高すぎる

三、口が大きすぎる

 

このうち一つでもあてはまればかなり才能・力量のある女性で、社会的に活躍できる可能性がある。だが残念ながら「結婚」の二文字は遠くなる。

 

なにも後家相が「悪い」わけではない。美女も多いし、三権面に該当している時期には「能力が高い or 高くなる」というだけだ。後家相でも幸せな女性はたくさんいる。

 

なにはともあれ、説明を書こう。

 

1、額の意味すること

額は、原則として頭の善し悪しをあらわす部位だ。上に広いのは専門性の深さ、横に広いのは守備範囲の広さを表す。縦横に広くつやつやと美しい額は、博識であり学問・芸術の才能が豊かであることを示す。だが、広くても皺が寄っていたり、艶がなくて色がくすんでいたりするのは、頭が良くても才能を発揮しきれず、不幸になりやすい状態にある。逆に額が狭すぎたり陥没している人は、頑固な性格が元で人に嫌われやすい。自分の過ちを認めなかったり、思いがけずバカなことをしでかす人も多い。

 

三権面に該当する額は「女性として立派すぎるおでこの持ち主」ということになり、そこいらの男以上に力量があることにもなる。ただ、広い額でも出っ張っていると、いわゆる「でしゃばり」で周囲の人を振り回す。出っ張っていてあまりきれいでない額の女性は、とても「わがまま」な人が多いのも特徴だ。

 

いずれにせよ、立派な額は「男性を凌ぐ女性」であることを示しており、男(陽+):女(陰-)=「陰陽」が磁石のごとく互いに引き合うという原理からは外れるので、結婚の二文字は遠くなる。

 

 

2、頬骨の意味すること

額がその人のキャパシティ、力量を表すのに対し、頬骨は社会性を表す。頬骨の出っ張っている女性は積極的な性格になりやすく、自分から世間に出てゆく傾向が強くなる。米・ハリウッドで売れっ子となる女優の条件に、この「頬骨の出ている女性」というのがある。頬骨が出ている人は、どこかで人を(男性を)押しのけてでも活躍しようという潜在意識が強くなるのだろう。

 

 

3、口の意味すること

口が大きい女性ということは、生活力がある女性ということになる。観相なら唇の形などでより詳細な判断もできるが、とにかく口の「大きさ」は影響力が一番だ。生活力があると女性は仕事に没頭しやすくなり、異性との縁や結婚との縁からは距離が遠くなりやすい。

 

 

このように、良くも悪くも、額、頬骨、口が立派な女性は、ごく平均的な男性よりも力量があるのだ。男性を押しのけて自分でやってしまったほうが早い、という行動に出る傾向も目立っている。

 

これは視点を変えれば幸福で、視点を変えれば不幸なことでもあろう。

 

しかし今の日本は、女性が社会に出て活躍する環境がだいぶ整備されてきている。まだ一部には困難な分野もあるだろうが、家族や周囲の協力がずいぶん得やすい時代にもなった。例えば「主夫」などという言葉もかなり一般的になった。ただ女性が良い男性と親しくなるには「適度に負けて男性を立てる」というテクニックを知った方が、より良い運をつかみやすいというのも、また事実だろう。

 

ついでなので、顔立ちをリカバーすることも書いておこう。

 

まず、化粧や髪形で、あまり立派すぎる部分を強調しないことだ。

 

強調している人は「欠点を魅力に変えよう」などというなにかの特集記事でも読んだのだろうが、向いてもいないのに強調する人がかなり多い。短期的な気分転換にはなるだろうが、中長期的な視点で一般の人が開運に成功するということはまずない。

 

この方法が成功する人は、特種な分野の人だけである。ひと言で言えば「アーティスト」的な職業の人たち。モデルやタレント、編集者やスタイリスト、芸術家や宗教家、クリエイターやいわゆる「水商売」の人たちなども該当する。

 

あなたが「アーティスト」的な職業の人たちではないのなら、

 

一、額の立派な人は、前髪をおろした髪形にする。

二、頬骨の立派な人は、頬紅などで強調しない。

三、口の大きい人は、赤い口紅で強調しない。

 

これを「日常」パターンにしたら「バランスが良くなる」ということになる。そもそも、あまりに赤い口紅が役に立つのは、非日常のシチュエーションだけだろう。

 

あと一番大切なことは、眼だ。

 

眼に「和気」が溢れていて、相手を包み込むような視線を心がけると、あなたの人気も運気も上がる。

 

化粧や髪型だけでなく、自分が人に与える印象、仕草、視線、発声など。異性の縁・結婚の縁を求めるならばその方向で、仕事に邁進するキャリアウーマンの道を目指すなら、その道に合った縁を求めればよい。

 

それでも不足の時・困った時は、神心書道の書術である。

 

「我が道を行く者」を神は好む。

 

 

秀麻呂