- 台湾有事は起こるのか? -

2023/02/01

 

さて、もうすぐ節分を迎え、いよいよ四緑の卯年が始まろうとしている。パラダイムシフトが移行している現世ではこれから「跳ねる」という方向に向かって「時のエネルギー」が動き出すことにもなる。そして'24年は「昇る」方向にシフトし、その次の'25年は「捻る」方向に、パラダイムシフトの頂点となるその次の'26年には「燃える」と、なるのである。

 

実は「干支」にはちゃんと「時のエネルギー特性」を表す意図が秘められているのだ。だから「辰→巳→午」の特性にもこういう一面がある。

 

今年は「卯」なので、この波形がピークに達するまでには+3年前後の猶予がある、というわけだ。

 

昨年末わたしに届いたメールの中には「第三次世界大戦は起きるのか?」「台湾有事~沖縄侵攻は起きるのか?」という物騒な質問メールが例年より多くあった。このコラムを読んでいるような人たちは「感受性」が高くなっている人も多く、いわゆる「カン」が鋭くなっている人も増えているのだろう。

 

それに、社会情勢としても「胸騒ぎがする」という人たちが、確実に増えているようだ。

 

さすがにスルーするには件数が多かったこともあり、当たり障りのない範囲内ではあるが、新時代を生きる人々への「ヒント」として。今回は「台湾有事が起こるのか?」「第三次世界大戦は起きるのか?」「日本の未来はどうなるのか?」などの質問メールについては、少しコメントを出しておくとしよう。

 

まず。現時点での「時のエネルギー」をベースに未来予測をざっくり記すと、こんなイメージになる。

 

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中国共産党(以後、略:中共)の人民解放軍による「台湾有事」は起こる。まず台湾にミサイルが撃ち込まれる。そして彼らの思惑通り、中共は沖縄の割譲を日本に要求することになる。南西諸島、特に与那国島あたりは中共の工作船部隊により一時的には領有されるだろう。そして沖縄本島を割譲せよ、譲らねば、東京・大阪などの大都市圏に核ミサイルを撃ち込むぞ、等々と、外交的にも報道的にも脅される。

 

対する日本国内の世論は「怒りの交戦派」と「怯えた割譲派」に一時的には割れるが、この時すでに自衛隊は反撃展開していて、米軍も即時参戦している。

 

その結果としては、日本の潜水艦群とF-35が大活躍し、中共の領有時間は短かったが、与那国島~南西諸島はすべてを即時奪還する。

 

ただこの時、人民解放軍の若い兵員によりSNSにアップロードされた「破壊されたDr.コトー診療所」「被害にあった島民たち」「笑う人民解放軍の兵員たち」などの写真が世界を駆け巡り、日本全国を強烈な「怒り」へと導く。国際世論は地球上の大半が日本支持、台湾擁護となる。

 

優しくておとなしくて「良い人」の典型例みたいな子役出身の俳優が「怒りの声」を大きく上げ、これが津波のような「日本の怒り」となっていく。そんな現象が起こる。

 

対する中共は、次の軍事作戦として沖縄・九州の自衛隊基地・米軍基地などに第1次ミサイル攻撃を行うことになるわけだが、対空ミサイルやイージス防空網が威力を発揮、九州内陸部に数発は着弾するが、大きな被害は出ない。

軍事作戦なのだから、当然に第2次ミサイル攻撃の予兆を監視衛星に発見・確定され、日本側は敵ミサイル基地を先制攻撃、防衛作戦は成功する。これが起点となり、東南アジアの一部友好国が志願参戦してくる。

 

「日本は本気だ」「日本に続け」「領土領海を取り戻すのは今だ」と日本が「神輿役」に祭り上げられる。

 

その筆頭はそろそろ人口で中国を超える、暗黙の核保有国「インド」となるだろう。すでに現時点でもインドは中国と国境紛争がピークに達しているのだから、日本の反撃は大歓迎であり「渡りに船」であった。

 

こうなれば、北のロシアはお得意の「火事場泥棒」をやる。紛争のドサクサで朝鮮半島の両国はロシアに飲み込まれるだろう。

 

ぐちゃぐちゃの「世界大戦」は、このようにして始まる。

 

中共はインドに対して、参戦を止めるため、脅しで「小型の核爆弾」を使うだろう。小型とはいえ広島型原爆とほぼ同規模なので、被害は同様に甚大だ。

 

しかし「インドの政治家」は今の日本の政治家とは違い「国連なんて知ったことか」「常任理事国?この現況になんの権利があるのか?」とばかりに、中止勧告もお構いなし。核武装済みであり、2024年には人口世界一がほぼ確定。破壊神シヴァとヒンドゥー教のお国柄。

 

当然ながら国民は「目には目を」「復讐の権利」「倍返しでは気が済まない」となる。

 

結果、スピーディーなトップダウンでインドが「北京」「上海」などに人類史上最大、大型の「戦略核爆弾」を撃ち込むだろう。これは「人類史上最大」の、ものすごい惨状になる。「さすがにやり過ぎだろう...」との声も上がるが、結果的には、このようにして中国共産党は崩壊する。

 

そうして世界大戦は終結し、世界の軍事覇権的な「ダーティーイメージ」は、アメリカからインドに移る。

 

アメリカは序盤こそ参戦したが、インド参戦のタイミングから武器供与に専念したため国際的な評価が「いざという時に頼りない国」へと下がって、後に日米同盟は形骸化していく。逆にイギリスが一番最初に日本支持の声を上げ、資金援助・武器供与を世界に呼びかけ、アメリカがインドを意識して引き気味の今がチャンス、今こそ「日英同盟の復活」だと言わんばかりに「空母供与」や「国際世論のリード」を率先してくれるだろう。

 

台湾は守られ、台湾側から日本との併合を申し出る。日本はそれを歓迎し、台湾は「日本国」の一部となる。香港は英連邦の加盟国として独立するだろう。この時点でのGDP世界ランキングは1位:アメリカ、2位:僅差でインド、3位:台湾を併合した日本となる。「中華人民共和国」という国は無くなり、領土を拡大したインドの一部に「支那自治州」がある。

 

その後、半導体産業が日本を再興へと導く。少子高齢化は台湾併合により解決に向かう。大戦がひと段落すると、朝鮮半島がロシアの支配地域になっていることが一時的には問題となる。だが、ここで日本は台湾出身の優秀な政治家(祖母が日本出身)による提言で「朝鮮半島の救済」をするのではなく「北方領土問題の解決」を条件に「朝鮮半島のロシア領編入を認める」というバーター戦略を採択する。

 

「中共を倒した怒れる日本」を見たロシアは、日本から提起された戦略を「大歓迎」し、アメリカの影響力が下がったことから、かなり友好国に近い存在となる。北方領土はこのようにして返還される。

 

そして、新しい国連のような組織が誕生する。

 

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今回はこんなところでいいだろうか。

 

以前に「日本にとっては良い結末を迎える」と述べた主旨の一部はこういうことだ。とはいえ時のエネルギーは常に「不確定」であり「気分屋」でもある。「気まぐれ」は神のエネルギーが持つ特性で、現世で「選択」された総量が、その「具現化」を決定づけていく。

 

従って、100%このままの具現化をするかどうかはまだ未確定だが、70~80%くらいは概ねこのような具現化になるのだろう。と、わたしはイメージしている。

 

「パラダイムシフト期」にはいろいろな事象が起きる。だが「世界平和」が遠い話というわけでもないのだ。

 

では、また。次回のアメノマナイをお楽しみに。

 

 

秀麻呂