- 免疫力を高めること -

2020/05/11

 

あいかわらず、世の中では「コロナ騒ぎ」が続いている。ただ...こんなことを書いてしまうと事務局長からまた文句を言われそうなのだが、実は、まだまだ「序の口」である。本当のパラダイムシフトはこれからだ。

 

「パラダイムシフト」が進むことと、しばらくは「好転反応」というマイナス現象が続くこと。これをずいぶん前から示してきたこともあり、当流の会員や書生たちには、あわてる者が少なく、コロナの感染者もいないらしい。だが、世の人々はそうもいかない。

 

わたし自身も、コトの原因や目的がわかっていても、動向や結末がわかっていても、やはり...なにか「手助けしたい」という気持ちにはなってしまう。

そこで、今回のアメノマナイでは「免疫力」について記しておこうと思う。

 

なぜ「免疫力」なのか?というと「家にいろ=stay home」というのが、対コロナ戦略の基本方針となっているので「コレはマズイ」と思っているからだ。

「うがい・手洗い・マスク」も大事だが、その程度ではウィルスというものをわかっていない。

 

コロナだろうがなんだろうが、ウィルスなのだ。では、まず「対ウィルス戦」の基本だろう。それには、まず「免疫力」の強化である。

理論上は「免疫力」が高ければ、新型だろうが、旧型だろうが、インフルエンザだろうが、コロナだろうが、ウィルスにカラダがやられることは無い。

 

一般の人たちには極論だが、ウィルスの感染力を上回る免疫力がすでに培ってあるカラダには、マスクもいらなければ家にいる必要も無いのである。

現代人は老若男女、このことを知らなすぎるのだ。いや、むしろ意図的に知らされてこなかったのだろう。

わたしはずいぶん前に、表の顔ではある商社グループの新事業で「健康食・美容食」の普及プロジェクトを進める会社を創業し、しばらくは陣頭指揮していた。このことは、当流での在籍が長い人たちはみな知っているのだが、そのわたしが言うのだ。

 

まちがいない。

 

まず我々の体内で感染症にかからないよう重要な働きをしているのが免疫だ。例えば、普段かからないような感染症にかかったり風邪をひきやすくなったりするときには免疫力が低下している。

 

では、免疫力はなぜ低下するのか?

 

免疫力が低下する原因は多い。まず免疫力が低下しやすい=ハイリスクなのが高齢者、乳幼児、妊婦である。1番は高齢者で「加齢」に伴い、免疫細胞の機能が低下する。さらに新しく作られた免疫細胞の機能も低下しているため、免疫力が落ちるというわけだ。年を重ねると風邪をひきやすくなるのは、この加齢による免疫機能低下が原因だ。

 

次に、強いストレスは自律神経のバランスを崩し、免疫力の低下につながる。だから、例えば「お金」の不安に悩まされている人は、新型コロナ耐性が弱いということになり、今のタイミングで医療現場に従事してくれている人たちも、同様だ。医療従事者の人たちには、みなもっと感謝し、無用な労力を使わせないようにするべきだ。

 

同じく、睡眠時間も免疫力低下につながる原因であり、調査によると1日7時間未満の睡眠時間の人は、8時間以上の人に比べて約3倍風邪にかかりやすかったというデータもある。総合すると、健康な人の免疫力が低下する理由で多いのは、食生活の異常、生活時間の乱れ、疲労、運動不足、喫煙、ストレス、過度の飲酒である。

 

また、癌の化学療法を受けている人、糖尿病やHIVなどの免疫力を低下させる病気にかかっている人は、もちろん免疫力が低下している。

 

 

さて、ココからが重要だ。免疫力を高め、ウイルス・病原菌の感染から自分を守るためにできることは、次の通りだ。

 

まず、とにかく食生活の改善である。免疫力の上がるメニューを心がけることが重要で、スナック菓子やファストフード、インスタント食品などは論外。化学調味料や合成着色料、合成保存料などもダメだ。免疫力が上がる成分には、ビタミンAと共に採取することで免疫力向上の効果がある<亜鉛>に、成長ホルモンの分泌を促進し、免疫向上のほかにも「筋肉増強」「血流改善」「精神強化」「男性機能改善」などの効果を持つ<アルギニン>もあるし、全粒穀物・緑茶・めかぶ、などは免疫力を上げる食品として重宝する。わたしのおススメは、日本人なら<玄米>だ。

 

また、免疫細胞が多くあるカラダの部位は小腸である。小腸と大腸を合わせると体内の約50%の免疫細胞が存在している。つまり、腸内環境を整えることが免疫力を高めることとイコールなのである。よって<乳酸菌>は、免疫力を上げる食品としておススメだ。ウィルス防衛には玄米と乳酸菌がツートップである。腸内環境を改善すると、免疫力は上がる。

あとは、たんぱく質・炭水化物・食物繊維・キノコ類や海藻類などのメニューを適度に選択すると、なお良い。

 

次に適度な運動である。汗を軽くかく程度の運動は日数が多いほどよく、もし感染症にかかったとしても重症度が下がる。ただ、ハードな運動をし過ぎると逆に免疫力は低下するので、ほどほどがよい。さらに体を温めることも免疫力を高める。特に、腸がある腹部を温めることで免疫細胞の数が増える。この場合、じんわりと身体を温めるのがポイントである。

 

今、飲食業界では閉店を考える経営者が多いという。だが、あきらめるな。ぜひ「免疫力」を高めるメニューを率先して考案し、それをテイクアウトやデリバリーで一人でも多くの人たちに提供してやってくれないだろうか。消費者にとっては、ちょっとくらい高くても「健康の対価」として考えれば、安いものである。

 

飲食事業者の同業組合などは、ぜひこの「免疫力強化メニュー」と「テイクアウト・デリバリー」の両軸で組合員に希望を与えてやってもらいたい。もし免疫力強化メニューの開発ができなければ、メールでもくれれば無料で考案して提供しよう。テイクアウト・デリバリーで困りごとがあれば、わたしが出資しているベンチャー企業が出前館やウーバーイーツなどよりも圧倒的に安価で良質なサービスを飲食店に提供できるので、これを紹介しよう。今後、飲食業界ではビジネスの常識が大きく変わっていく。テイクアウト・デリバリーに力を注ぐのは、とても重要なことでもあるのだ。

 

なにはともあれ。我々は神国・日本の由緒正しき民である、騒ぐことはない。

 

免疫力を高めるためには、良質な食生活と適度な運動。よく寝て、よく笑い、このパラダイムシフトを乗り越えるのだ。

 

ひとつ断言しておこう。我々の近未来は明るい。

 

 

秀麻呂