- 世界を変える力 -

2019/09/02

 

今回は、会社や組織、仕事や学業、家庭や恋愛、etc、日常的に自らの「無力感」を感じている、という個々人に向けてコラムを書いてみようか。

 

まず先に。結論から述べよう。

 

 

人は必ず、自己の世界を変えることが可能な「力」は生まれ持っている。

 

 

持ってはいるが、発揮していない人が日本人全体の人口(2019年現在で、約1.3億人弱)で見た時に「%」ではかなり多い、というだけだ。

実体値としては、80%前後が上手に発揮できていないと見てもいいだろう。

 

 

では、その「力」とはなにか?

 

答えは「コミュニケーション能力」である。

 

 

コミュニケーション能力とは、良く言えば「信頼関係を創造する力」だといえる。

この力は「陽性(+)」で発揮してこそ成就の特性を持つが、「陰(-)」で発揮すると「憎悪」「反発」「破壊」等の特性が現れる。

 

昨今の日韓関係などは、日本海左側の集団心理が「陰(-)」で暴発した典型例だ。

あとは一度「破綻」「破滅」して、我が国(の、国民全体)の意識から真の許しを得られるまで、もう「善たる道」が現れる可能性は「ゼロ」である。

 

これも「パラダイムシフト」(の、ごく一部)における一時的な好転現象(の、ごく一部)なので、いたしかたあるまい。神心の長い目で見れば、この流れはとても良い方向に向かっている。

 

コミュニケーション能力とは、神心の言で示せば「親和の力」である。

人の縁をつなぎ、育む力であり、共感を生み出し、相手の中に感動・喜びを創り出す力である。

 

感動の先には、相手の行動の変化があり、行動が変わったことで「現実」が変わる。 

 

「親和の力」=コミュニケーション能力とは、影響力を駆使して、今とは違う「現実」への変化を創造する力である、ということだ。 

 

現世では、言葉を話す、会話する、文書のやりとりをする、といったことだけを指しているが、言霊のエネルギーを知る智者にとってはその次元ではないのだ。 

 

思念があれば「行動」で言葉を代用することもできるし、思念の領域までを含めると、無意識下の思考や感情、そういったものもちゃんと相手には伝わる。

 

個や集団の思念が、今、現実とどう向き合っているか。つまりは、その「在り方」により、良くも悪くもなるのが「コミュニケーション能力」である。 

 

ただし。現実化するには、脳内で考えているだけではダメである。 

 

 

現実(世界)への影響力は、 

 

『思念(脳内の言葉)』 

 ⇒ 『言葉(話し言葉・書き言葉)』 

  ⇒ 『思念に基づいた行動』 

 

このフローが成されることで、より大きくなる。 

 

 

その個(又は集団)のスタンス、そして思念を実現しようとする言動が、その後の(+)or(-)を決めるということだ。 

 

これは、それまでの常識、自己中心的な固定観念=過去に縛られていると「100%」実行不可能なことである。なぜなら、真実=現在を相手にするのだから「世界を変える力」を発揮するためには、過去を捨て現在を受け入れる以外の選択肢が存在しない。 

 

真実を受け入れることができない場合は「無力感」が、ただ永遠に続くだけのことだ。

 

 

例えば。

 

他者を愛することは、自分を愛すること。人脈とは、自分自身。状況も自分自身。環境も自分自身。これらは、あなたの世界・あなたの現実と、あなたの自我が外的要素とのコミュニケーションを繰り返したことで「現実化」している。 

 

よって。自分自身のことを理解するためには、相手のことを理解する必要がある。 

 

 

これが、

 

「ミラーリング効果」=鏡の法則

 

である。

 

 

相手を理解してから自分は理解される。相手を理解しなければ自分は理解されない。

 

 

自らの在り方を整え、自らの思念と今の現実を直視して、愛し、慈しみ、それらを素直に言動へと変える習慣を持ち、適切な言動を繰り返してさえいければ「未来の現実」が、自らの理想とした姿に変わる。

 

 

これが、人が生まれ持った「神と同じ力」のひとつ=「世界を変える力」である。

 

 

 

 

最後に、あとひと言だけ。そこのあなたへ。

 

「がんばれ!」

 

 

秀麻呂