- 世界史から見た古代日本 -

 

 

季節は三月弥生の月となり、桜の開花が待ち遠しい今日この頃である。そこで今回のコラムは「春秋暦」の観点から書いてみるとしようか。

 

日本国の草創期における歴代天皇というのは、古文献によると極めて長寿であったと記載がある。

100歳超えの天皇が珍しくなく、この時代の地球上の陸地における「人類」の平均寿命は30歳くらいだったようなので、これはいかなることかとビックリ仰天の奇説が登場するのはいたしかたない。

 

このナゾについてだが、正解のヒントは「春秋暦」にある。

 

神代から古代の日本というのは耕作の可能な春から秋までを1年でカウントしており、耕作ができない秋から翌年の春までも1年とカウントしていた。そう、早い話がこの時代の日本では春秋暦を採用していたのである。

 

つまり、現代でいう30歳の人物が春秋暦では60歳と数えられることになり、当時の記録で200歳と記録がある人物であれば、それは現代でいう100歳の人物なのである。

 

証拠はたくさんある。

 

例えば「三国志」だ。魏志倭人伝の注釈には日本の暦が「春秋暦を採用している」とある。

原文を日本語に訳すと「ただ春に耕し、秋に収穫したことを計算して年紀(1年)と為す」と書かれている。

日本書紀では「推古天皇」以降からが実年齢の記載になるので、それ以前の歴代天皇は再計算すると実年齢がわかるというわけだ。ちなみに神武天皇の即位を春秋暦で計算しなおすと「紀元前36年」となるので、諸説ある神武建国の年が「実際はいつなのか?」という一つの目安にしておくとよい。

 

古代「宋」の史書(宋書)には、5世紀に「倭の五王」が来訪したとある。この五王はそれぞれ「讃」「珍」「済」「興」「武」とあり、春秋暦で計算しなおすと「讃」が応神天皇~「武」」が雄略天皇という仮説が成立する。

 

さてここで、現代日本の「学校教育」における大問題をひとつ記すとしよう。まずは「歴史」だ。

 

ハッキリいってしまえば、現代日本の歴史教育カリキュラムというのは「古事記」や「日本書紀」をはじめとする古文献をないがしろにし、近代まで含めた日本国家のアイデンティティを如何に毒するか。これを計算して作成されている。

その根拠が、古代の日本人だけがそんなに長寿なはずがない、だから古事記も日本書紀も信憑性がない、だから学生に教える知識に値しない、というバ○丸出しのロジックである。

 

ここだけを読んだなら、誰もが「日本の教育者にはバ○しかいないのか?」と思うだろう。だが、そうではないのだ。神代~古代日本が春秋暦を採用していたことなど、彼らだって百も承知なのである。

ただ「真実を教科書にする」と「彼らの計画が頓挫する」ので、ようするに困るのである。その彼らの計画とはなにか?「神国日本の抹消」である。

 

 

まず現代において、世界には27の君主国がある。その中で日本だけが2000年以上の歴史を持ち、天皇とは世界で唯一残っている最後の「Emperor:エンペラー=皇帝」である。

 

世界から見ると「王=king/キング」ならいるが「皇帝=Emperor/エンペラー」は日本の天皇だけであり、世界に唯一存在する「皇帝の国」が日本なのである。

 

これは「共産主義の視点」で考えるとわかるのだが。

 

まず日本は、世界的に人気が高い国である。さらにG7メンバーの「経済大国」であり、人口「1億人以上」であり、高度な「科学力・技術力」を持ち、米国の「同盟国」で、その気になれば3ヶ月で核武装も自前でできてしまう。しかも、世界で唯一かつ最後の「Emperor」の国なのである。

 

共産主義を大義に掲げる彼らにとって、我々は絶対的な「敵」であり、邪魔な「障壁」なのである。

 

しかし彼らの工作活動でかなり日本も弱体化している。最近、英国発で同様の敵性工作活動に対する注意喚起が世界的なニュースになったばかりだが、日本はもっと深刻だ。

 

幸いなことに。今年はターニングポイントが来る。日本国民よ、老若男女問わず。どうか夏の参院選をはじめとする、あらゆる選挙にいっていただきたい。

 

そして、メディアコントロールなどに引っかかることなく。己の魂が導くであろう日本の未来のため。

どうか真剣に投票してほしい。

 

 

秀麻呂