2019/10/01
私は最近、ビジネスの分野では沖縄県のとあるベンチャー企業に、資本金の3割ほど出資することを決定し、ある「プロジェクト」を応援している。
まだ若手といっても良いであろう青年社長が「沖縄から世界に打って出る」「沖縄経済を発展させる」「沖縄発の製品を全国に普及する」「沖縄から人々が喜ぶ事業をやる」と熱く語る姿を見て、ちょっとだけ応援してみたくなったからだ。
そこで、今回のコラムは「思考の現実化」をテーマに書いてみようと思う。
思考の現実化については、我々が暮らすこの地球における代表的な法則の一つだと断言できる。物理学の分野でいうならアイザック・ニュートンの「万有引力の法則」みたいなものだ。
自分が意識を自覚しているかどうかは人によるだろう。
だが、無意識下であろうが、潜在意識下であろうが、この世界を動かすあらゆる原動力は「意識」だ。
意識があるのは、なにも人間だけではない。生きとし生けるもの、動物・植物、天地や風雨、自然にだって、意識はある。この地球を、さらには宇宙を、何万年、何億年と変化させ続けているのは、我々が「意識」と呼んでいる「働き」のことなのだ。
太古の日本人は、この働きのことを「神」と呼んでいた。古代アイヌ人は、それらを「カムイ」と呼んでいた。キリンの首が長くなったのも、カメの甲羅が硬くなったのも、すべてこの「意識」の働きが始まりだったのだ。
我々人間がこの法則を知り、理解し、役立てるのならば。この「意識」こそが「思考を現実化させる種」だということをよくよく知り、それを「絶対真理」として信じることがコツだ。
そして、この「意識」を「正常」にして、「強化」して、「増幅」までしてくれるのが、あなたの「守護神」である。
例えばだ。あなたに願いがあるとしよう。その成就には、まず自分が「望むことを定める」というのが開始点にある。次に、それをどのように実現するのかを考えることになる。
ここで重要になるのが「知識」だ。もし理由がわからなければ、この式を見るとよい。
【 思考×記憶×知識=意識 】
思考と記憶は自己責任だが、外部から受ける知識=情報が間違っていたら。この式でどうなるかわかるだろう。だから重要なのは「知識」というわけだ。
この式の通り「知識」=情報が間違いであれば「思考の現実化」はできない。よって、正しい知識の持ち主との間には格差が生まれてくる。
本来、貧富の格差とはこの「知識の格差」が圧倒的に大きいのだ。だからこそ教育が重要で、昔から「国家百年の大計」で第一としたのは「教育」だった。
今、自分が見ていること、知っていること、それがすべてでは無いのだ。
人間の脳は、それがポジティブ・ネガティブに関わらず、自分の見たいこと、理解したいことを、自分の見たいように見て、理解したいように理解する。
そういう特性がある。
そこで今日は、あなたが思考を現実化させるために「最適な方法」を記しておこう。
方法は「2つの方法の組み合わせ」である。
A:あなたの守護神に無心で神言・祝詞を奏上する。
(このAは、思考と記憶を正常にするために行う。)
B:「思考の現実化」に必要な知識=情報を得る。
(このBは、正しい知識を得ることで上の【 】式にある「意識」を高める。)
このA+Bで、あなたの意識は「思考の現実化」=心願成就に向かい出す。現世での幸せで豊かな一生を送るために必要な「意識」は、誰もが自分の中に創造することができるのだ。
この「創造」こそが、人の感じられる「最高の喜び」であり、それを極めた地点こそが「神の領域」である。
いくつになっても自分の未来や可能性を制限する必要など、一切無い。その気があって正しい知識さえ学ぶなら、誰もが、いつでも、望む未来と可能性を創造することはできるからだ。
未来には決められた「絶対」など無い。自分の意識によって、未来は、良くも、悪くも、いくらでも変わる。
絶対なのは「今」であり「現実」だ。ここからの「選択」によって、あなたの未来を創造する新たな「意識」が生まれる。
これをあなたも知る言葉では「理性」という。太古の時代、古代ユダヤ人は「人は創造主に似せて創られた」と述べた。
自らの望ましい意識により、人生を自由に謳歌するべく、創造する力。
今より「思考の現実化」をもって、あなたの日常を「心願成就」で満たしていこうではないか。私はそんなあなたを応援するとしよう。
秀麻呂