- 2021年は「風の時代」-

 

 

 今回は新年最初のコラムなので、今我々の生きる現世はどんな時代にシフトしているのか?コレを記しておこうと思う。

 

 

まず今年は、情報・知識・その他、ひと言で言うと「目に見えないもの」に、これまで以上の価値が生まれる時代になる。天地のサイクルとしてはすでに「風の時代」が始まっている。したがって、神心の世界では「風神系」の神に活性現象が起こっている。

 

具体的に御神名を記すと、スサノヲ・タケミナカタ・イブキドヌシ・シナツヒコ・シナツヒメ・シナトべなどは、代表的な風神だ。修道にある書士・書生は、今年はぜひ「風神系」の御祭神が坐す神社にも、御参拝や書の奉納をなされるとよい。

 

モノの価値はこれまでの形あるものから、知識や情報、人とのつながり方といった、目に見えないものへと加速度的にシフトしている。すでに感じている書士・書生もいるのだろう。例えば、名前や住所は今でこそ「個人情報」として法的に厳しく扱われている。しかし、ほんの数十年前まで、自分の名前や住所をどこかに書くことになど、誰もがなんの抵抗もなかった。雑誌に『文通コーナー』なんてものがあったくらいだ。

 

平成後半くらいまでの現世は「地神」のポジションが強めのサイクルだったが、これが令和になり「風神」のポジションへと徐々にシフトし、時のバランスが移り変わってきているわけだ。人の感覚でいうと、これまで個人主義が尊重されやすい時代だったわけだが、今は「連帯」や「つながり」といった集団主義にフォーカスされやすい時代へと移行している。

 

そのつながり方も、地の時代では血縁や地縁、もしくは学校や会社といった社会基盤からの関係が大きかったのだが、今後は風=バーチャルの活用が今まで以上に進み、インターネットがこの代表格だが、同じ空間では顔を合わせたことのない人と仲良くなるようなつながり方がより盛んになり、事業活動ではリモートワークの促進がよりいっそう進み、すぐに10年前のスマホと同じくらい「あたりまえ」になる。

 

風の時代らしいつながり方が、これからはもっとあたりまえになるわけだ。住む場所はどこでも無関係、年齢や属性も無関係、こんなより自由な人とのつながりが増えていく側面もあるだろう。

 

 

昨年から中国武漢発の新型ウィルスを理由に、人とのリアルなコミュニケーションが失われていった。その一方、存続危機に陥った施設がクラウドファンディングを募ったり、また窮地のお店を助けようと全国から注文が殺到したりといったバーチャル上の連携が大いに盛り上がりを見せた。今年はさらに盛んになるだろう。

 

男女の中でいえば「アプリで知り合い、一度も会わずに交際をスタートした」などというカップルも多く誕生しただろう。今年はさらに進化していくことになる。

 

外出自粛ムードをきっかけに、オンライン会議やテレビ電話を初めて体験したという人は多いが、社会の仕組みとして誰もが一斉にやったことで「コレは便利」「ココがダメ」といったことがいろいろ知られるようになった。例えばこういったことにも改善・改革が起こる。それこそ「マスク」だってこれからどんどん進化するだろう。

芳香性の耐性マスクや空気マスク(エアーマスク)などが出てくるだろうし、布マスクも改良されるだろう。

 

総じて、風の影響で始まったことがどんどんブラッシュアップされていくのが今年からの傾向ということだ。

 

バラバラになったものがもう一度つながる作用も起こる。人に限った話ではなく、例えばコロナ騒動の影響で閉店した店舗や旅館が別の形で復活する、といった作用も起こるだろう。

 

コロナ騒動ではいろいろなものが失われただろうが、それらがすべて終わったまま、ということはない。「破壊」と共に「創生」も起こるわけだ。復活には技術の進歩も大きく関わる。

 

昨年は誰もが目の前のことだけで精一杯だったろうが、今年は少し落ち着きが出てくるので、状況をよくしようと誰もが考える時代となる。一番大切なのは、終わったモノ・コト、失われたモノ・コトに執着しないことだ。

 

なんといっても、今はパラダイムシフトの真っ只中なのである。

 

予想もしない変化に翻弄される感覚があっただろうが、それは、今まで変えられなかったものを変えるチャンスが巡ってきているということだ。日本では憲法改正も本格化するだろう。新しい何かを得られるチャンスの時代が今だと思うのがいい。今までの固定観念をいかにぶち壊すか、どう突破していくか。これが2021年の社会的な風潮になる。

 

 

そうだ。年頭らしく「開運」にシンクロするキーワードを最後に記しておこう。

 

 「技術革新」「最新」「デジタル」「既成概念にとらわれないモノ・コト」には開運するツキがある。例えばショッピングの感覚なら「ふつうはこれだろう」「一番無難なのはどれだろう」と考えるのは、開運行動ではない。好みに合った「個性的」なモノ・コトがよい。

 

あと「硬いモノ」がおススメだ。とくに「光る」素材や「キラキラ」するモノ。「ピカピカ」光るモノ、磨かれたモノ。例えば「金属」や「宝石」などは開運の要素を多く含む。風には「磨く」「光る」という作用がある。

 

また「言葉」や「知識」を象徴する時代なので、それに沿う言動が開運行動だ。頭を使うことで運は開ける。書士・書生は、修道で得られる智徳がより一層多くなるだろう。社会的に、どうにも先が見えなかった人が多かっただろうが、今年は先のことを楽しく考えることで運勢が上がっていく。

 

総じて今年の開運のコツは、ポジティブシンキングをこれまで以上のあたりまえにすることなのだ。

 

 

秀麻呂